母の買い物メモ。


実母は私の悩みの種のひとつです。

会えばストレスになるけれど、

会わなければ

自分を責めてしまい、それもストレスになってしまう😔


いつも自分が物差しの実母。

「こうあって欲しい、こうなって欲しい」

そんな事を願っても、もう変わらないのだなぁって

ここ数年で学習した私です。


母は変わらない。

ならば私が変わらなければ。


母と会う日は修行です。

振り回されないこと、聞き流すこと、とにかく母の言動を深く考えない。


そんな修行の成果と、年老いて流石に母も弱気になったのか

以前より少しだけ付き合い安くなりました。


この間の日曜日、前日に多めに作った“鯵の南蛮漬け”を持って実家に行ってみました。


足腰が一段と覚束なくなり、出掛けることが少なくなったようなので

きっと家にいるはずたろうと、とアポなしです。


庭から窓越しにリビングを覗いたら、

優雅にワイルドストロベリーのお皿で朝食中の母が見えました😄


私の訪問に大喜びしてくれる母。

変わったな~

鯵の南蛮漬けも今すぐ食べてしまいそうな喜びようです。


少しのおしゃべりの後

「買い物あるなら行ってくるよ~」と私。


即座に買い物メモを渡されました。

私がいつ来てもいいように書き出しておいたようです。

そのメモを受け取りながら

「のんびり一緒に行こうよ」と誘ってみました。

出先で急に動けなくなるのが不安な母です。

「動けなくなっても私がいるから大丈夫だよ」

って。



その日の母は素直でした😊

「いいの?支度するわね」って。


母の支度を待つ間に「買い物メモ」をちょこっと確認。

どこに行けばいいかな~?


ボールペン(黒 ジェットストリーム0.7ミリ)

一筆箋(鳩居堂のもの)

風呂用スポンジ(100均一)

リンゴ(紅玉)


などまだまだ続きますが

分かりやすく書かれていて

これはショッピングモールがいいだろうな

なんて思いながら確認を続けました。


メモの終盤に


「ヒデキ✕2」


って書いてあって

一瞬「え?」


正解を母に聞かないまま車でショッピングモールへ。

のんびりゆっくり嬉しそうに買い物を進める母を見て、私も優しい気持ちになれました。


最後に食品売場へ。

「ヒデキ✕2」はカレールーでした😄

やっぱりねー💮


ちょっと面白かったので、翌日同世代の同僚達にクイズ形式で話したら

みーんな正解でした笑


“リンゴとハチミツだよねー”

“ヒデキカンゲキ!”


みーんなCMソングも歌えて

“お母さんサイコー”って大笑いでした🤭


おそらく母は大真面目にメモしたのだと思いますが。


もうすぐ86才のお誕生日を迎える母です。

お祝いしてあげなくちゃ🎂

ドッグカフェデート。


デートって、ワンコと私なんですけどね😄


ワンコも私も大好きな近所のドッグカフェに行ってきました。

ワンコのお誕生日に娘が送っくれたお金、本日の軍資金です笑


貸しきりのイベントとかじゃないよね?

まだ混んでいないよね?


と、まずは私だけで覗いてみました。

「これからお邪魔してもいいですか~?」って。

笑顔の店長さんが

「この席空けておくね!」と可愛いリザーブのカードを立ててくれました。


目と鼻の先の我が家にワンコを迎えに行き、

改めてワンコとお店に向かいました🐕️


普段の散歩では、避けて通る道です。

だって、前を通るとワンコがお店に入りたがるから。


先客の柴ちゃんともいい感じで挨拶出来て

店長さんは、今日も愛情たっぷりに出迎えてくれて

娘の近況報告なんかもさせてもらって

実は私は最近食欲が今一つだったのに、ペロリとグリーンカレーを平らげて

もちろんワンコは終始嬉しそう✨


ワンコに今日は「ササミ」と「ドーナツ」をどちらもオーダーしました。

ワンコもペロリだったけど、ドーナツは1コだけ食べて残りは持ち帰りでお願いしたら


ワンコの名前と“Happy Birthday”って可愛くラッピングしてくださいました♡

嬉しすぎです😆



ずっとこんな顔🙂


楽しくて美味しくて良い時間でした。

ワンコよ、軍資金はまだ残っているぞ!

またママとドッグカフェデートしようね~

14年前のカツサンド。


14年前の4月13日。

お昼にカツサンドを食べました。


美味しかったかどうかは覚えていなけれど、

「絶対に何にも負けない!」って思いながら

ひとりでガツガツと食べた記憶があります。


当時中学2年生になったばかりの娘の、特発性側弯症の手術の日でした。


発覚してからこの日までの事も、少しずつ記録に残したいと思っています。


何枚もの同意書に署名しました。

自己貯血もしました。

朝から夕方までかかる大がかりな手術です。


不思議と私は手術の心配はほとんどしていませんでした。

ここまでたどり着いたのだから、「ゴッドハンドが上手くやってくれる!」

って思っていたのです。


夕方、ゴッドハンドが待機していた私たちの所へ階段を一段抜かしでオペ着のまま笑顔で駆け上がって来てくれました。


ほらね!

上手くいったのです😊


運ばれて来た娘も、まだ麻酔からは目が覚めていないものの、顔色も良くただスヤスヤと眠っているように見えました。


発覚当時から決めたこと、

1番してあげたい「代わってあげること」が出来ないんだら、他の私に出来ることは何でもする!

誰でも何かしらあるんだから、このくらい大したことないよ~って娘が思えるように過ごすこと。


「何にも負けない」

つまり自分の弱い気持ちに負けない、って事ですかね?


ひとりの時間には沢山泣きました。

畳んだ布団を閉まって、その布団の間に頭を突っ込んで泣いたものです。



来月、ゴッドハンドの健診予定があります。

「先生に合えるの楽しみ~」と娘。


顔に出さないだけで、辛いこともいっぱいあったのかもしれないけれど


大方は私の願い通り、全く卑下することなく

すくすくとおおらかに育ってくれたし

ゴッドハンドのお陰で、何の不自由もなく過ごしています。



カードを送りました。

お誕生日より感慨深いかもしれません。



この季節になるといつも、長く入院した病院近くの桜の木を懐かしく思い、少し気持ちがザワザワします。



ちなみに手術当日の夫、

食欲ない、食べられない、と動くこともままのらずまるっきり頼りになりませんでした🤷‍♀️