なみだの味。

今日は、実母を整形外科に連れていくことになっていました。

院長は、私の勤務先の大学病院の出身で、地元の患者さんたちから人気も信頼もある人です。


私は以前から、腰に肩に膝、アチコチお世話になっています。

その上、大学病院つながりで、ちょっと余計なおしゃべりもしてくださったり。


2年程前に、足が痛くて動けなくなった母は、実家近くの整形外科に緊急でかかりましたが

その際の診察や応対に納得がいかなかったと、積極的な治療を受けませんでした。


後で話を聞けば、明らかに脊柱管狭窄症からの症状で、診断は正しいものだったのに

「足の付け根に出来た血塊が原因」と母は決めつけていたようです。


今、足にしびれが出てきて

さすがに「神経なのかな」と思い始めたようで

今回の私のかかりつけ医への受診を決めたようですが


夕べ、迎えに行く時間の連絡をした時に

「思い込みでアレコレ言わず、今の症状を話してね、血塊なんかないって循環器で言われているでしょ」と私が言ったとたん


「行かない」


と言い始めたました。

何だか、色々受話器ごしに叫んでいます。

もう止められない。


気に入らなかったんでしょう、私が言ったことが。


そもそもお願いして行ってもらおうとなんてしていない私です。

受話器を置いてしまいました😢


高齢になったから…ではないのです。

ずーっと前から、私が幼少の頃から

気に入らないことがあればこんな感じだったのです。


そんな母がイヤで、少し距離を置いた時期もありましたが

高齢になって、母と近くにいる弟夫婦の力にもなりたいと思って

なるべく寄り添うようにしていました。


でも、やっぱり無理かなって思うことも多くて

悲しくなります。


夕べから、油断するとこぼれる涙。

その度ワンコが、そっとペロリとしてくれます。


おいしくはないよね?

ありがとうね。




ワンコと見上げた空。

夏みたい。