オオデマリのこと。


去年のオオデマリ。


今の家を買った時に、小さな庭に“オオデマリ”を植えました。

私の膝位までの小さな苗でした。


少しずつ大きくなって、毎年花を咲かせるようになって

ご近所さんたちに「今年もきれいだね」とお褒めの言葉をいただいたり

通りすがりの人に「写真撮っていいですか?」なんて聞かれたり。


去年のGW頃からもキレイに華やかに咲いて、名古屋の息子にも“今年もキレイだよ”って写メを送りました。



ピークが終わり、花が散り始めた頃

私が近所のスーパーに出掛けた留守に

夫が枝を切ってしまいました。



枝を切られたオオデマリは、すごく小さくなっていて、

幹の根本に切られた枝が束ねられていました。



その光景を見た時に、私は言葉が出なくて

涙がこぼれて、その涙を止めることが出来なくて。


普段庭のことなんて何もしない夫が、自分の朝食の片付けもしないで、なぜこんなことをしたのかも分からないし

翌年は咲かないだろうし


何よりオオデマリがかわいそうだと思いました。


泣く私に驚いた夫は

「ごめんごめん、でも泣くほどのことじゃないだろ」って少し笑っていましたが。



やっぱり今年は一輪も咲きませんでした。

リビングから眺める度に悲しくなります。



来年は咲いて欲しいな~

って願いながら、明日は父の描いた“紫陽花”を玄関に飾ろうと思います😃