14年前の4月13日。
お昼にカツサンドを食べました。
美味しかったかどうかは覚えていなけれど、
「絶対に何にも負けない!」って思いながら
ひとりでガツガツと食べた記憶があります。
当時中学2年生になったばかりの娘の、特発性側弯症の手術の日でした。
発覚してからこの日までの事も、少しずつ記録に残したいと思っています。
何枚もの同意書に署名しました。
自己貯血もしました。
朝から夕方までかかる大がかりな手術です。
不思議と私は手術の心配はほとんどしていませんでした。
ここまでたどり着いたのだから、「ゴッドハンドが上手くやってくれる!」
って思っていたのです。
夕方、ゴッドハンドが待機していた私たちの所へ階段を一段抜かしでオペ着のまま笑顔で駆け上がって来てくれました。
ほらね!
上手くいったのです😊
運ばれて来た娘も、まだ麻酔からは目が覚めていないものの、顔色も良くただスヤスヤと眠っているように見えました。
発覚当時から決めたこと、
1番してあげたい「代わってあげること」が出来ないんだら、他の私に出来ることは何でもする!
誰でも何かしらあるんだから、このくらい大したことないよ~って娘が思えるように過ごすこと。
「何にも負けない」
つまり自分の弱い気持ちに負けない、って事ですかね?
ひとりの時間には沢山泣きました。
畳んだ布団を閉まって、その布団の間に頭を突っ込んで泣いたものです。
来月、ゴッドハンドの健診予定があります。
「先生に合えるの楽しみ~」と娘。
顔に出さないだけで、辛いこともいっぱいあったのかもしれないけれど
大方は私の願い通り、全く卑下することなく
すくすくとおおらかに育ってくれたし
ゴッドハンドのお陰で、何の不自由もなく過ごしています。
カードを送りました。
お誕生日より感慨深いかもしれません。
この季節になるといつも、長く入院した病院近くの桜の木を懐かしく思い、少し気持ちがザワザワします。
ちなみに手術当日の夫、
食欲ない、食べられない、と動くこともままのらずまるっきり頼りになりませんでした🤷♀️